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「9条世界会議」出展報告

第1次支援活動 写真09
梨の木舎ブースに間借りするUJ

5月4日、幕張メッセに1万数千人もの人を集めた「9条世界会議」(http://whynot9.jp/)は、憲法9条を、平和を考える大きな大きな国際的なイベントでした。そこに出展したのは100団体。その中に、UJ会員羽田ゆみこさんのブース「梨の木舎」もありました。その一部をお借りして、UJの写真やパンフレット、ポストカードやチャイ、それに羽田さんのお友だちが焼いてくださったクッキーを並べました。UJの活動を広く知っていただき、賛同者を得、収益をあげることを目的に、羽田さんのご厚意から実現したブース参加でした。

事務局は昨秋の武蔵野でのおまつり以来、「チャイ屋」が気に入り、その場で飲んでいただくだけではなく、今回は袋詰めも用意。おいしいチャイの作り方の丁寧な説明書も忘れませんでした。「チャイ?なつかしいな」と袋詰めを買ってくださった青年は、中村哲さん主宰の「ペシャワール会」でアフガニスタンにいらしたとか。「ごめんなさい。ミルクアレルギーなんです」と言いながらも、1袋、手に取ってくださった心優しい女性。塩入りチャイを気に入ってくださった若いカップルなどなどのお買い上げで、わずかな在庫が底を突いてしまいました。今後、大々的にチャイを仕入れて来なきゃと、ますます乗り気になった「チャイ屋」です。

ポストカードはおまつり用にバラ売りしましたが、時間をかけてカードを選び、チャイも飲んでくださった青い目の女性。同じカードを4枚も買ってくださった大学生は、今回のイベントのために前日、韓国から来たそうです。買い物途中でお金がなくなり、ATMに走り、再び、他のカードを買いに戻って来てくださいました。無言でカードを見つめ、1セットをやはり黙って買ってくださった謎の初老の紳士。ポストカードに、あのパキスタン大地震が重なったのでしょうか。

NCRCLでの授業の様子。
平和の勉強は赤ちゃんのときから?

でも、一般的には、ポストカードもパキスタンという響きも、あの地震を想起させる力がなかったようです。パキスタンの地震は、ほとんど忘れ去られているとの印象を受けました。そんなわけで、UJの活動を紹介するには、地震を思い出していただくことから始めなければなりませんでした。以前、被災者から聞いたことば「災害にあった私たちは忘れ去られることがこわいのです」が蘇ってきました。

おまつりの収益?昨秋の武蔵野並みでしょうか。最初にお金を受け取ったときは、やはり興奮しましたが、額の多寡もさることながら、人との繋がりに参加の意義を感じました。おまつり関係者との間に通い合う一体感。さらにはブースの内と外が、コミュニケーションを通して、短時間ではあっても共通の思いで結ばれる一期一会の妙味。それがおまつりの醍醐味のように思えます。

この機会を与えてくださった羽田ゆみこさんに心からお礼を申し上げます。そして、何かと面倒をみてくださった「梨の木舎」関係の方々、千葉からスケットに来てくださった会員の方のご厚意に深く感謝いたします。

最後になりましたが、「梨の木舎」は数多くの本の出版を通して、時代と社会の問題(とくに戦争や女性)を世に問うていらっしゃいます。ホームページ(http://www.jca.apc.org/nashinoki-sha/)をぜひ、ご覧ください。

(文と写真・宮崎妙子)
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