第4次支援活動

スルリ・スッチャ村での活動

 パキスタン政府はこの春頃から再びカシミールへ入る外国人に対して入域許可証の取得を義務づけました。このため首都イスラマバードの「カシミール・北方地域」省へ出向いて許可申請を行ないました。審理に5日〜30日かかるということでしたが、保証人としての元国会議員のナジール氏の名前が効いたのか、3日ほどでスピード取得。

支援活動を手伝ってくれた小学校の先生。スルリ・スッチャ村
支援活動を手伝ってくれた小学校の先生。スルリ・スッチャ村

 ムザファラバードでユーセフ氏と合流し、支援を行っているスルリ・スッチャ村へ向かいました。道路の復旧は進んでおり、3時間で無事スルリ・スッチャ村に到着。ユーセフの恩師である小学校の教師グラム・ラバニ氏に来てもらい、奨学金支給と審査を手伝っていただくことになりました。
 現役の小学校教師ですから、村の子どもの状況をおそらく一番把握していると思われたからです。グラム氏は村のモスクへ行って、そこのスピーカーを借り、これからウジャマー・ジャパンの活動を行なうから該当者はユーセフの親戚の家に集まるようにと案内してくれました。
 この村での支給活動は2回目なので、前回に比べるとかなりスムーズでした。あらかじめ事務局で作成してくれていた書類に従って、該当する子どもをひとりずつ保護者とともに面接を行い、事実関係を確認してから今年度分の奨学金2,500ルピーを手渡しました。ひとりだけまったく学校に行っていなかった子どもが明らかになり、本人を呼んでその意思を確認したところ、学校は嫌いで今後もまったく通うつもりがないことが判明。その子に対しての奨学金支給は打ち切りました。

スルリ・スッチャ村での奨学金支給。
スルリ・スッチャ村での奨学金支給。

 また学校へ通っていたものの落第した子が数人いることも確認することができましたが(パキスタンでは小学校でも落第はあります)、本人や保護者にたずねたところ、次回は進級できるようにがんばるとの言質をもらいました。もし再び落第したら奨学金の支給は打ち切ることをグラニ氏を交えながら説明しました。
 前回認定された15名への支給が終わり、今度はあらたに29名に対して調査と支援を行いました。どうやらウジャマー・ジャパンが本気でこの活動に取り組んでいることを村の人たちはようやく認識し始めたようです。たくさんの人が会場に詰めかけましたが、そのうちで最も困難な家庭環境にある子どもをあらたに29名認定し、この村での支援は一気に44名へと拡大しました。詳細は【支援している子どものリスト】をご参照下さい。

支援活動を手伝ってくれた小学校の先生。スルリ・スッチャ村

支援活動を手伝ってくれた小学校の先生。スルリ・スッチャ村
面接調査の順番を待つ人たち。
面接調査の順番を待つ人たち。
スルリ・スッチャ村
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